雑記01ー携帯ー [雑学]

あまり雑記はここでは書いてこなかったが、メモ代わりに書いておくということをしてみる。

一つには、携帯電話。仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator, MVNO
)がかなりまともなサービスを始めているので、それらがどれほど良いのか気になっている。

個人的には携帯の使用はLINEくらいであって、通話もメールもそれでほとんど
済んでしまっている。スマホユーザー同士であれば、それ以外にもはや選択肢は
ないかもしれない。一方で、ガラケーで良い人たちもいるがそれは後述しよう。

もう一つの考慮点は、データ通信つまりネット利用である。
パソコンやタブレットで十分可能なのだが、どこかに出かけたりすると、
必然的に携帯に頼ることになる。この時、それなりにデータ通信が出来ないと
つらい。終電を調べるのも、どこかにたどり着くのも、このデータ通信に依る。

多くの人は大手キャリア3社のうちのどこかと契約し、
月に10000円程度の通信費を通話込で支払っているだろう。
定額であっても、6000円か7000円程度は固定費としてかかる。
その上、通話を行えば、もっとコストがかさんでしまう。
すると安く通信出来る方法を探すことになる。
それがLINEの使用を促す。なぜなら、メール、通話がパケット費に
含まれるからである。

携帯会社は、通信インフラ利用を音声をなぜか固定にせずに課金制にし、
データ通信を固定費としてきた。この仕組みが人々の行動に影響を与えているのだ。

音声通話のニーズが下がったわけではない。音声をやりとりする効率性の高さは
個人間だけでなく、BtoB間でもかなりの有効性を持つ。目の前に人が立つわけではないが、
そこに相手の存在を意識させるのに十分な情報がある。言葉を交わすだけで、相手がどの
ような年齢であるか、生物学的性別がどちらであるか、どんな感情を持っているのか、
これらが一挙に明らかになる。

音声通話に固定プランがなかったため(現在はある)、
携帯では音声を話す事を避けようとしてきた。無料通話料という形で担保は
されていたが、それが果たしてどれくらい使用しているか等が明確ではなく、
可能な限り通話を避けるのが基本となってしまった。それがために、携帯メール
が一つの文化となったわけだ。メールならデータ通信のため、固定料金だから
である。

そこに、スマホの登場である。データ通信によるエンタメの充実が図られることになる。
ネットとの接続により大きな飛躍を得た。だが一向に通話は高いままだ。そこに新規の
サービスが入り込む余地が出てきた。パケット使った通話法である。
つまり、LINEやViberである。もともとSkypeなどはパソコンにおける通話システムで
あったが、それを携帯電話自体に持ち込んだわけだ。

LINEは無料(といってもデータ通信費は払っている)で通話が出来るので、
一挙に普及した。加えて、スタンプ、メール等のやり取りが出来る事が、
単なる無料通話機能とは一線を画すことになり、現在の普及につながっていると
言えるだろう。

多くの人は、高い通信費を安く便利するためにLINE等に移行しているわけだ。
そして周りが使えば、個人も使わざるを得なくなる。ある種同調圧力であるが、
一つのインフラとなってしまうのがこの手のツールの商売方法である。これが
GmailやFacebook、twitterなども一緒だろう。

さて、そんな中、データ通信費の見直しが図られるになってきた。
多くの人が必ずしも多くのパケット通信をするわけではない。ならば、
固定費となっているデータ通信費を減らせないか?というわけだ。

一つの方略は、Wifiを利用するという方法だ。LINEはパケット通信なので、
Wifiにて通話が可能である。Wifiは光通信かADSL基盤なので、固定費で使用制限はない。
ならば、LINEの通話も実質的にWifiでいいじゃないかという考えが出来る。

極端な方法ならば、Wifiのモバイルルータを契約し、それを常に持ち歩く事で、
Wifi通信をして、LINEを使えば、通話やメールもそれでやりきることが出来る。
電話回線の使用など不要となるわけだ。

それから街であればWifiのスポットがある。これらをうまく使えば、
パケット通信費を抑制できる可能性がある。とはいえ、やはりいざという時に
電話回線を使う必要性が出てくるかもしれない。そこでMVNOである。

データ通信がそれほど多くなくて、音声もLINEで少し話が出来れば良いとすれば、
MVNOが用意してくれているデータ通信プランオンリーで良いかもしれない。
7GBまでのプランが多いが月に7GBは動画でアニメをがんがんみたりしなければ、
大抵の人は十分だろう。月に7GBであれば、どこのMVNOでもおおよそ3000円程度
の契約となる。むろん、通信の上限なしプラン(ただし通信速度が遅い)もあるので、
それも考慮出来る。

とはいえ、いざという場合に通話が欲しいという人もいる。そういう人は音声付SIM
にすれば良い。1000円弱固定費が増えるが、それでも、大手と契約するよりは安く済む。
通話料が別だとしても、大した額(一分40円程度)にはならないだろう。
おそらく5000円前後に落ち着くのではないかと思われる。むろんデータ通信費以内に
抑えればもっと安くできる。

MVNOの参入で、大手も徐々に料金プランを変更せざるを得なくなってきた。
これが総務省の意図かはわからないが、simフリー化させることで、消費者の流通を
促す効果は間違えなくあるだろう。

一方で、価格だけが問題ではない。品質も大事である。MVNO業者によって品質は
まちまちである。これはいろいろと調べてみるほかない。例えば、
http://smaho-dictionary.net/2015/02/mvno-speed-hikaku-review/

それにしても今まで大手が牛耳ってきた携帯電話。ソフトバンクはドコモに攻勢を
かけて成長した。auも加わり、3つの会社で競争をしていた時代はもうすぐ終わりを
迎えるのだろうか。

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