マイナンバーカードの異常さ [思考・志向・試行]

もはや、政治の嫌がらせは言いようもないほどだ。

なぜ、それをやる? という事ばかりをやる。
それはつまり、庶民にとっては損な事ばかり。

得をするのは、大企業や官僚、政治家たち。彼らの仲間以外は、
搾取の対象となるだけ。

今、マイナンバーカードをつかって、人々を支配しようと目論んでいる。
便利にするという大義など、吹き飛んでいる。
健康保険証など普通に問題なく使えているものをわざわざカード使用にさせる。

今の議論では、母子手帳や運転免許証などもカードに一元化したいらしい。
さらに、大学では成績を載せたり、図書館への入館などの来歴を記録するつもりらしい。

書いていて、ゾッとする他ない。

これから生まれてくる子どもたちは、一生の記録をカードに収める事になる。
それによって、差別をするのではないか? 権力とはそういうものではないか。

そのような国民管理カードを普及させようと強制を始めた。
その方法は、金である。

本来、国会が予算を決め、それを実行するのが行政である政府である。
ところが、実質上、行政が予算執行の権限をもってしまっている現在では、
金をどう動かすかに口を挟むようになったのだ。

これによって、政府は予算を口実に圧力をかけることができる。
いやかけている。

大学へのマイナンバーカードの強制使用は、運営費交付金を人質にしている。
国からの予算を絞る事で、いいなりにさせようというのが目的なのだ。

こういう事を手始めにして、じわじわと介入する。それが権力を拡大する側の
思惑なのだ。

正直いって、生理的な嫌悪感がある。
これはハラスメントと同じである。

日本の政府に対して、私は完全な嫌悪が生じてしまったのだ。

安倍から始まった現在の体制に関わる連中は、すべて嘘つきであり、不誠実な連中である。
そんな連中の行為は唾棄すべきものばかりだ。何一つ評価できない。
ごまかしと、捏造や不正、隠蔽。時に恫喝や殺人などもやる。

本当に腐った人間たちのあつまりである。
そんな連中にもう遠慮などしない。
罪を憎んで人を憎まずという事を是認してきたが、奴らにはもうそのような考慮はいらない。
そんな事をいっていたら、奴らはますます助長させるだけなのだから。

駄目なやつは駄目。と自明化する必要がある。
そうしなければ、分からないのだから。

これに迎合する維新や国民民主との連中も異常だ。
はっきり言ってゴロツキが政治をやっているわけだ。

日本の政治が無茶苦茶なのは、ゴロツキを排除するどころか、
ゴロツキじゃなければ、選挙に通らないような、異常さがあるためだ。
私は背後にある暴力が決定的に問題なのだと思う。

結局、愚かな人が権力を持つと、ろくでもない事が起こるのが世の常なのだ。
そして、権力とは必ずそういう事が起こる。

これを変えるには、権力は分散する他ないのだ。
決定権を分散させるほどに、ろくでもない人間が権限をもっても、被害が少なくて済むのだから。

現在の政治は、中央集権化を強めようとしている。
それはまるでロシアや中国、北朝鮮とおんなじである。
つまり、今の与党政治は、まるで共産主義のようになりたいのである。

共産主義を嫌気してネトウヨをやっている人間には理解不能だろうが、
まさに現政権が目指すのは、共産主義圏の政治なのだ。そして、
そこにプーチンや習近平のように君臨したいと考えている連中が
日本の政治にいるということなのだ。

はっきりいって、共産主義とか資本主義とかは名前が変だ。
前者は政治体制であり、後者は経済体制の事。

名指すものは、権力主義か、市民主義かという事だ。

今の政治はとにかく権力主義であり、それは共産圏とまったく同じ方向。
その一端はもう起こっている。たとえば、選挙時に「安倍やめろ!」と叫ぶと、
警察に身体拘束を受ける。これは民主主義国家ではあり得ない事だ。

これは小さな事に見えるかもしれないが、それが全てでもある。

今後は、このブログだって、ある突然、サーバーから消えてなくなるかもしれないのだ。
それを可能にしたいと連中は考えているのである。

そんな馬鹿な? 大げさな?

そうだったら、どれほどか私も安心する。
だが、現実は、そんな馬鹿なや、大げさな事が進行中なのだ。

あと5年もすれば、本当にこのブログは閲覧禁止になる可能性だってあるのだ。
政府批判を口にする事が禁じられる世界は実際にこの世界にあるのだから。

とにかく、現状は過渡期である。
ここで、まだ行われている選挙という行動には大いに責任がある。
選挙がなくなる前に、現状反対を訴えるべきなのだ。

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