利用する女ー勘違いする男ー [恋愛]

一人の魅力的な女性がいて、その人が自分に興味を持ってくれた。
たまたま音楽の趣味が似ていて、一緒にライブを見に行こうという運びになった。
電話番号・メールアドレスを交換して、日々のやりとりが始まった。

ライブは楽しかった。そして何より彼女の魅力に参ってしまった。
男は彼女を好きになってしまったのだ。そして告白をすることを決意した。

「ごめんなさい、そういうつもりじゃなかったの」

こうして男の恋は散った。
男は思う、なぜだ?どうしてなんだ?

女は言う「彼氏にするとかじゃなくて、友達として楽しかったからなのに、
     これだから勘違い男は困るのよね」

昨今の草食系というが、どう考えても、草食系が問題なのではない。
むしろ、女性の幼稚さが問題じゃないかと思う。
男に対して、無警戒で気安く接する。男はそれに好意を感じる。
別段間違えではないだろう。ところが女はそれを「友情」だと断じる。
女性は相手の男がどういうつもりなのか、果たしてわからないのだろうか?

魅力的な女性がいて、その人が男友達を探しているとする。
そして仲良くなった男と出かけたりするわけだが、男から告白されたり
誘われたりして、幻滅し、また新しい男友達を探す。

この行為の裏側には、魅力的な女性で男好きのするタイプは、
女性に嫌われがちであり、それを男友達でカバーしたがる。
主張は「私って、さばさばしてて、男っぽいから、男友達が多いんだよね」である。

普通に考えて、あまりに不細工な女性なら、男友達が多い筈がない。
愛嬌がある面白い女性という可能性もあるが、そういう女性は女性にも人気があるものだ。
女友達が極端に少なくて、男友達が多いのは、人間関係の築き方が性に依存しているから
である。女性は同性の性的アピールに敏感であり、それがあらわになると嫌悪を示す。
だから、女性の友達が少ない。男からはその性的アピールによって、好意を受ける。
それは通常、性的対象としてである。だから、そこには「友情」はない。

よって、性的に魅力的な人は、その魅力のために、通常の人間関係を築きにくい
のかもしれない。

これは逆もしかりだろう。イケメンに仲良くされた女性が勘違いして恋心を抱く。
一緒に出掛けたり、メールでやり取りをする。思わせぶりな態度でやきもきして、
こっちから告白すると、「ごめん、そういう対象としてみられない」と言われる。
そして友達でいてほしいなどと言われるのである。全く同じ問題である。

両者に共通するのは、彼らは異性といると気楽であることだ。
それはその異性が気を使ってくれるからであるのだが、彼らはその気遣いを理解しない。
単にウマが合うなとか、楽しいな程度にしか思っていないのだ。相手が気遣うからこそ
快適に過ごせていることに頭が向かないのである。

この点が、魅力的な人に利用されていると思わされる要因になる。
相手に気を使って、自分を気にいってもらおうとアピールしていることが、
彼らにとっては、単なる日常の場面になっている可能性が高い。
なぜなら、多くの異性がそのような態度をとるからである。


女友達が多い男性は、男性に評価されることは稀である。なぜなら、当然嫉妬されるし、
彼のメンタリティは受け身のため、相手を理解しないからである。
同様に男友達が多い女性は、女性に評価されにくい。
こうしてますます、性的に魅力ある男女は異性に依存してゆくことになる。

さて上記の問題に戻ろう。
性的に魅力的な女性が、異性の友達を作るのは普通に考えて困難であることが
容易にわかろう。その友達には、何らかの制約が必要である。例えば、友達の彼氏で
あるとか、既婚者であるとか、はたまた、おかまであるなど、男が女性に性的に
惹きつけられないための口実が必要となる。でなければ、一般的な意味での
友達ではいられないだろう。セフレなら別であるが。。

世間では、性的な魅力で異性を釣って、つるむような女性を「あばずれ」と呼ぶのだけど、
本人は「性的な魅力」で釣っていることを極端なまで否定する。ここに多くの男性は
欺瞞を感じて、小悪魔とか悪女と呼ぶのである。内実は単に幼稚なのだろう。
自分のやっていることを客観的に眺められないのだから。

男性に告ぐ。男友達しかいない魅力的な女性に気をつけろ!
女性に告ぐ。女友達しかいない魅力的な男性に気をつけろ!

彼らは恐ろしいことに、自覚がないまま、異性を利用し生きているのだ。
本当のいい女は、その辺りをきちんとわきまえているものなのだから。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0