車選びと恋人選び [恋愛]

車を購入するとは、意外とコストがかかるものである。
よって、人は割合と真剣に選ぶものだ。

その結果何が起こるかというと、
車選びと恋人選びが似てくることになる。

どちらも、割合と長く付き合うものであり、
その外見だけでなく、乗り心地などの機能性も重要である。
よって、簡単には選べない。

そして、車は他人に見られるものであるから、そのような他者による
評価なども選択の中に組み込まれてくる。

車を選ぶということは、
・デザイン
・乗り心地
・性能
・値段

これらが関わるが、まさにこれは恋人と同じだろう。
・外見
・コミュニケーション
・学歴・出身・家柄
・関わる頻度・金

そして、他人から見られるという意味においても全く同列である。
つまり、男の車選びは恋人選びに似ているのだ。
そして、車を見れば、男の願望がわかるということである。

しかしながら、経済的理由や家族がいる場合は別だ。
そのような場合はもっぱら利便性を追求することになる。

逆に考えてみて、女性なら気になる男にこう聞いてみよう。
「もし十分お金があって、どの車でも買えるとしたらどんな車を選ぶ?」と。
それとか「セカンドカーなら、どんな車がいい?」と。

まさに男の女性観が出てくるはずだ。
デザインを重視するなら、女性に外観を求めるだろう。
性能を重視するなら御嬢さんであるとか、特殊な職(たとえばCA)とか、
学歴を重視するタイプなのだろう。

それから、車の色も重要らしい。
http://labaq.com/archives/50778700.html
性格が表れるのだろう。

車とは移動手段でありながら、その個性を反映するものでもある。
何の気なしにカローラに乗るとしても、その没個性的な個性が
そこには反映されることになる。

上記の中で、一番評価が難しいのが、
乗り心地である。これは多分に慣れの要素が大きい。

まず第一に初めて車を買う場合は、比較が難しい。
いくら試乗したところで、大きな違いを除けばわからないだろう。
自分の中に基準がないからである。

一方で、二代目の車となると話は変わってくるだろう。
二代目は、一代目を踏まえているので、そこからの比較が可能であり、
それによって良し悪しを判断する材料となる。

3代目、4代目と代を重ねていくと、結局最終的には、ベーシックな部分が
ものをいうようになる。つまり、基本的な走りの性能やバランスなどである。
そしてまた、どれも同じようであることがわかってくる。これを一般に汎化と呼ぶ。

比較が多いほど良いように思われるこのような選択だが、
実際にはそういうわけにはいかない。あの車はここが良かったと思えるし、
この車はここがいいということがわかるようになるからだ。つまり、多様性に耐えうる
ようになってくるわけだ。こうなると、ある意味ではどれでもいいということになる。

翻って、現実問題としては候補はいくつか絞るだろう。そのもっぱらの要因は
見た目である。次に性能や乗り心地になるだろう。トヨタ車は80点主義といわれるように
万人に受けるように作られている。このことは、試乗した際にも現れるだろう。
慣れが少ない時に、心地よいと思われる方が有利だからだ。これが80点たるゆえんである。

これを恋人選びとしてみると、
恋人は3代目、4代目と数を増やすほど、同じだということが気が付き、
それでいて、どれにも良さと悪さがあることに気が付くだろう。
そして、乗り心地というもっとも大事な要素の一つは付き合ってみなければわからないと
いう点にある。もちろん、何度かデートして「試乗」はするだろうが、
本質はわかるもんではないからである。

逆にいえば、結局乗り心地は付き合ってみないと、結婚してみないとわからないとすれば、
やってみるしかないわけである。残念ながら、同時に比較できないから、自分がどれほど
幸せだったのかは、他の人と付き合った時に初めて気が付くのである。そして、
今の恋人・伴侶がどれほど良いかに気が付くこともできるのである。

どんな車であっても、乗り心地が多少悪くても、車はコストがかかっているので、
そう簡単に変えたりはしない。そうすると、悪いなりの乗り心地に自分を合わせるしかない。
そして大抵のことは合わせていくことが出来るものである。これは恋人とも同じなのだ。

もちろん、乗り心地があまりに悪ければ、乗りたくないと思い始める。
そういう場合は移動手段に徹するか、乗るのをやめるしかない。
これは伴侶も一緒だろう。生活のために徹するか、別れるかしかない。

大きな違いがあるとすれば、車は買い替えることが出来るし、
気に入らない小さな部分は変更することが出来る。
一方で人は基本的に変わらないので、その辺りが大きな違いだろう。


さて、個人的なことを言えば、車は明らかにデザインと価格で選んだ。
カッコいいものでなければいやだったし、値段はなるべく安いものが良かった。
そして、色はカラフルよりも白か黒が良かった。

最終的に選んだのは、古い黒い車で、値段は安くはないけどデザインは気に
入ったものであった。

このことから類推すると僕自身は面食いで、なるべくコストがかからない女性が
好みであり、黒い車なので、権威主義的な所があるということだ。本当か?

久しぶりのMT車ということもあり、慣れにかかっているが、
慣れてくれば乗り心地はまあほどよくこなれるものである。
始めはいうことを聞いてくれなくてもだんだんと息が合うようになるのが
不思議である。
というわけで、案外面倒な女性でもいいということらしい。。。本当か?

皆さんもどうしてその車を選んだのかを再考してみてはどうだろうか。
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